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小説その2

この前の小説の続きを載せま。ってか、小説のタイトル載せるの忘れてたね。小説のタイトルは「天からの贈り物」

では続きをどうぞー
空を仰ぐと雲1つない深い青色をした空が広がっていた。いつもと変わらない空。でも、私はこの空が好きだ。私は目を閉じて大きく息を吸い込んだ。澄んだ空気が私の肺を満たしてくれる。しかし、こんな澄んだ空気を吸えるのもここだけ。下の世界の空気はすっかり汚れてしまっているらしい。

そう。ここは雲の上にある世界、そして天使の住む世界。天界だ。


今、私が外を歩いているのはあるお方に呼ばれたから。その方のお屋敷に向かっている。立派な翼があれば飛んでいけるのだが、あいにく私の翼は申し訳なさそうに背中にチョコンとついた小さなものだ。飛ぶことはまだできない。

まあ、そうは言っても、歩いてすぐのところにお屋敷はあるから実際に飛べても、その必要はなく歩きで充分だ。


ほどなくして、お屋敷の前に着くと中から綺麗な声が聞こえてきた。


「ミズキね。入りなさい」


私が言われるがままに入ると玄関のところにすでにその声の主は立っていた。


「こんにちは。ミカエル様」


私の目の前に立つ綺麗な金色の長髪の女性はこの天界の長であるミカエル様だ。彼女は天界に住む天使みんなから慕われているえらーい天使。かくいう私もミカエル様には強い憧れを抱いている。

ミカエル様は軽く微笑むと先を歩きだす。私はいつものようにその後ろをトコトコと着いていく。


ミカエル様のお屋敷はとても広く廊下もかなり長い。しかも時折、鉄製の鎧が飾ってある。しかし、天使は鉄製の鎧なんてそんなもの使わないのに、なぜそんなものがあるのかミカエル様に尋ねたことがある。


「この鎧は、昔あった下界のローマという国で戦争のときに使われていたといわれている鎧なの。私、下界のこと凄く興味あって。ついつい欲しくなっちゃって」


ミカエル様は照れた様子でそんなことを言っていた。私には物騒極まりないものにしか思えないのだが、ウットリと鎧を見つめるミカエル様を目の前にそんなことは言えなかった。


しばらく廊下を進むといつもの客間に着いた。


「ちょっとお茶いれるから待っててね」


ミカエル様はそう言うと一旦客間から出ていった。私はミカエル様の背中を見送り、ソファーに腰掛けた。


このお屋敷には何度も来たことがあるが、お屋敷全体を把握はしていない。広いせいでもあるが、いつもミカエル様がこの客間にしか案内しないので他の部屋に行ったことがないのが1番の原因だろう。


「お待たせ」


トレーに紅茶とケーキを持ったミカエル様が戻ってきた。ミカエル様はそれをそっとテーブルの上に置く。


「わぁ、ケーキだ」

私の視線はケーキに釘付け。それもそのはず、私は生粋の甘党だ。甘いものには目がない。体内に糖分がないと落ち着かないくらいだ。このさい三度の飯はケーキでいい。

甘いものを目の前にした私はハンターだ。フォークを片手に獲物を睨む。そして一瞬の間をおいて獲物にフォークを突き落とす。獲物をとらえたときのフワッとした柔らかい感触が堪らない。さらに、口にいれたときの柔らかい感触、口の中に広がるほんのり甘い味。やはり堪らない。


「ふふ……まだ子供ね」


ミカエル様が何か言ったようだがそれすら今の私の耳には入らない。私の全神経はこのケーキもとい獲物に集中している。ああ、もう、おいしー!



「そういえば、今日はどういった要件で私を呼んだんですか?」


ケーキも食べ終え、落ち着いた私は改まってミカエル様に尋ねた。すると、ミカエル様はさっきまでの表情とはうって変わり、真剣な表情になった。


「実はミズキに頼みたい任務があるの」


任務か。今まではミカエル様の身の回りの手伝いくらいしかしたことがないから、任務というのは初めてだ。でも、1人前の天使になるんだったら任務の1つや2つこなせるのは当然だ。任務は避けて通れるものではない。


「任務の内容は?」


「それはね……」


ゴクリ。ミカエル様の言葉をドキドキしながら待つ私は思わず唾を飲み込んだ。わざとではないからね。


「恋のキューピットです!!」


ん?あれ?聞き間違いかな?今、恋のキューピットとか聞こえたような気が……。いやいや、あんな真剣な表情で、あなたの任務は恋のキューピットです。なんて言うはずないない。


「あなたの任務は恋のキューピットです」


言ったよ……。この人、真剣な表情を全く崩すことなく、はっきりと、言いやがったよ。なんですか、もう。


「恋のキューピットですか……。具体的には何をすればいいんですか?」


私がため息まじりにそう聞くとミカエル様は不思議そうに私の顔を覗き込んできた。


「あら、なんでそんなに面倒くさそうな顔してるの?こんなに楽しそうな任務なのに」


ハァ……。思わず口からため息が漏れる。私の苦労は絶えない。
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プロフィール

アンドレ

Author:アンドレ
呼び名:アンドレ
性別:男
部活:サッカー部
高校でのあだ名:たひー
好きな食べ物:ラーメン 焼肉
嫌いな食べ物:トマト ねぎ類
趣味:サッカー
好きなアーティスト 
1Janne Da Arc
2Acid Black Cherry
年齢:18歳
好きな言葉:この世界の半分をお前にくれてやろう
血液型:不明 (AかO)
職業:来春から大学生
得意な教科:・・・(汗
苦手な教科:国語
好きなゲーム:ウイイレ テイルズ
好きな曲
1EDEN~君がいない~   
2shining ray
好きなドラマ:ドラゴン桜 マイボスマイヒーロー(古いなおい)
好きなもの?:かわいいj(ry
身長: 四捨五入して182cm
体重:75kg(ダイエット中)
出身地:千葉
最後に一言:強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ

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